口コミをはじめネットというのは便利ではありますが、時として人を傷つける武器にもなります。
私たち一般人もこの武器を手にしてしまったことにより、取り返しのつかないことをしてしまう可能性があるのです。
インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」の口コミに悪評が投稿され、地域に愛される大阪府枚方市の弁当店が臨時休業に追い込まれた。あくまで真摯(しんし)に対応しようとした店側に投稿者が〝観念〟し、削除されたが、運営会社の社長は「書かれた方はたまったものではない。二度としないで」と切に訴える。
取材には、投稿者が「都内在住の女性」とだけ明かした。関係者がこの女性による別の店の口コミをさかのぼったところ、今回と似たような投稿ばかりだったという。
ふた開けたら「ゴキブリ」 弁当巡る悪質口コミ 投稿者謝罪も 店側「二度としないで」 - 産経ニュース
つまりこの投稿した女性は、嘘の情報を、他の場所にも同様に書き込んでいたということのようです。
もちろん口コミというのは非常に有効な手段で、お店側も襟を正して取り組む良い存在ではありますが、こうして悪用されると厳しいですね。
社長の対応は、すぐさま店を閉めて調査に入った、これは見事だったと思います。
やはり社員の人生もかかっていますし、この SNS 時代にあったやり方をされていたでしょう。
保健所は、店側の衛生状況に問題なかったので閉めることではないとおっしゃっていましたが、
そういうことではなく、現代はお金よりも信用なんですね。
これを失ってしまっては、商売は今の時代本当に成り立ちません。
すぐにお店を閉じて調査をする、たとえ何もなくても、こういう姿勢を外に発信することで悪評を相殺する。ということです。
問題はこの書き込みがさらに拡散されてしまう仕組みがあるので、これによって一瞬で広がってしまうのです。
本当に恐ろしい時代だと思います。
おそらく今後は、何度もこうした口コミを書く方などには制限ができてしまうかもしれませんね。
お互いが良いような仕組みがでれば良いですね。