最近、夏休みの短縮、という話がちらほら聞こえていました。
この記事を見ると、教員の働き方改革の一貫という側面があるようです。
授業時間を短くし、その代わり夏休みを削っていく、ということ。
もちろん子供や、親御様にとっては、大変かなとも思います。
ただ、考えなければいけないことは、これからもっと教員が少なくなり学校は少なくなるということです。
もう学校の役割、というのは変化せざるを得ない、ということです。
私たちは学校の思い出、というものを子供達にも、と善意で思うのかもしれませんが、子供にとっては迷惑なこともあるのでしょう。
だから、引きこもりの数も過去最高となっているのでしょう。
友達と仲良く、良い思い出を、というのは親が安心したいだけのエゴという可能性もあります。
子供のためなら、なぜこんなに引きこもりが多いのか。
結婚している親御様はわりと楽しい学校生活を送っていた人も多いでしょうから、学校が苦痛だという子供の感覚も分かりにくいのかもですね。
そもそも、学校の数も減って子供の数も減っていく場合、組織というのは
カルト宗教と同じく陰湿になっていきます。
だから、いじめが起きるととめどなくなり、逃げ場もなくなります。
今の子供達にとって学校は、どのような場所なのでしょうか。
脱線しましたが、
夏休み短縮して、普段ゆとりを持たせるのは増えていくかもですね。
そしてこうした流れの先に待つのは
学校は、もう役割を終えていくのだと考えております。
いずれは、子供を預かるだけの場所になったり、私たちの時代では考えられないような環境になるでしょう。
しかし、それもまた時代の流れですね。